高取城 天守閣

高取城

日本三大山城と呼ばれる「高取城」の魅力

岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つ。城は標高583.9mある高取山の頂に築かれ、城内周囲は約3km、郭内周囲は約30kmにも及ぶ。現在は緑に覆われ、石垣を留めるのみの姿ながら、本丸・二の丸跡の立派な石垣からは往時の栄華が感じられる。昭和28(1953)年に国の史跡、平成18(2006)年には日本100名城に認定された。

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CGによる高取城の再現

往年の高取城を再現したCG画像

奈良産業大学(現奈良学園大学)の多大な協力のもと、2006年11月26日、高取城のCGによる再現画像が完成し発表されました。

このページでは、CGによる高取城の画像と、現在の写真を比較したりしながら、日本一の山城をご紹介いたします。
高取城内をCGで再現した動画につきましては、高取城観光案内所「夢創舘」で、ご覧いただけます。

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猿石

指定文化財「猿石」 飛鳥時代の造形物

高取城の二ノ門を出て、城下町へ下る大手筋と明日香村方面へと続く岡口門の分岐点にひっそりと佇む。城の石垣に転用するため飛鳥から運ばれてきたという説や、郭内と城内の境目を示す「結界石」であるという説が残されている。明日香村・橿原市・高取町が文化庁より認定を受けた、「日本遺産」を構成する高取町の指定文化財。

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市尾墓山古墳

市尾墓山古墳

全長66m、高さは10mに及ぶ、古墳時代の後期を代表する典型的な前方後円墳。奈良県立橿原考古学研究所が行った昭和53(1978)年の発掘調査では、後円部に横穴式石室が見つかり、凝灰岩製の巨大な家形石棺も確認された。昭和56(1981)年に国指定史跡となるも、現在は公園として整備され、外から内部を見学したり、墳丘に登ることも可能。

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市尾宮塚古墳

市尾墓山古墳と同じく、大型の横穴式石室を備えた前方後円墳として国の史跡に指定される。菅原道真公を祀る天満神社の境内にあり、石室を閉ざす柵に近付くと自動的に照明が点き、石棺の眠る玄室が見学できる。馬具や太刀の装飾品といった多数の副葬品が発見されており、斑鳩町の藤ノ木古墳を上回る豊富な遺物があったと見られる。

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